叢書・ウニベルシタス 1194
エミール・ゾラの仕事場
ISBN978-4-588-01194-8 C1398 [2026年08月 刊行]
オリヴィエ・ロンブローゾ(ロンブローゾ オリヴィエ)
オリヴィエ・ロンブローゾ(Olivier Lumbroso)
1968年生。2012年よりソルボンヌ・ヌーヴェル大学教授。専門はエミール・ゾラとフランス自然主義文学。『自然主義評論』誌の編集主幹、および近代テクスト・草稿研究所(ITEM)のゾラ・自然主義研究班の共同班長を務める。単著として『ゾラ、ペンとコンパス。エミール・ゾラ『ルーゴン=マッカール叢書』における空間の構築』(2004)、『独学者ゾラ』(2013)、『エミール・ゾラの『獣人』、混沌と創造』(2021)、また共著として『エミール・ゾラの草稿とデッサン』(2001)などがある。本書が初の邦訳となる。
小倉 孝誠(オグラ コウセイ)
小倉 孝誠(オグラ コウセイ)
1956年生。パリ・ソルボンヌ大学文学博士。慶應義塾大学名誉教授。近代フランスの文学と文化史。著書に『愛の情景』(中央公論新社)、『ゾラと近代フランス』(白水社)、『逸脱の文化史』(慶應義塾大学出版会)、『歴史をどう語るか』(法政大学出版局)、『ボヘミアンの文化史』(平凡社)、『「フランス文学」はいかに創られたか』(白水社)など、翻訳にフローベール『紋切型辞典』(岩波文庫)、『ゾラ・セレクション』全12巻(監訳、藤原書店、日本翻訳出版文化賞)など。
安達 孝信(アダチ タカノブ)
安達 孝信(アダチ タカノブ)
1990年生。ソルボンヌ・ヌーヴェル大学博士。中央大学文学部准教授。フランス自然主義文学、とくにエミール・ゾラ、ユイスマンス。共訳に『ウエルベック発言集』(白水社)、ゾラ・モーパッサン・ユイスマンス他『メダンの夕べ』(幻戯書房)など。
野田 農(ノダ ミノリ)
野田 農(ノダ ミノリ)
1981年生。ソルボンヌ・ヌーヴェル大学博士。早稲田大学創造理工学部教授。フランス自然主義文学、とくにエミール・ゾラ。共著に『受容と創造における通態的連鎖』(新典社)、共訳書にアラン・コルバン編『雨、 太陽、 風』(藤原書店)など。
實谷 総一郎(ジッタニ ソウイチロウ)
實谷 総一郎(ジッタニ ソウイチロウ)
1987年生。ソルボンヌ大学博士。19世紀フランス文学専攻。東京大学大学院総合文化研究科講師。著書にLa Pensée littéraire et artistique d’Émile Zola (Champion)、訳書にアラン・コルバン『1930年代の只中で』(共訳、藤原書店)など。
用語解説
ゾラの主要作品リスト
まえがき
第一章 創作の場
1 貧しい青年のテーブル
2 パリ横断
3 メダン……二つの塔
4 亡命を遠ざける
5 写真家の部屋
第二章 アーカイヴ世界の歴史
1 例外的な遺産
2 グット=ドール街からパンテオンへ
3 大学での研究の黎明期
4 創造の小道
5 デジタル化した仕事場、基礎工事から仕上げまで
第三章 連作の胎内へ
1 ビッグバン──『ルーゴン=マッカール叢書』の「起源の手稿」
2 民族誌家から小説家へ
3 徐々に進む粗筋制作
4 「第三のゾラ」、創作現場へ
第四章 仕事場の経験を活かして
1 小説家の知的権威
2 仕事場の改善
結 論
訳者あとがき
原 注
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