メアリー・ケイト・マクゴーワン(マクゴーワン メアリー ケイト)
メアリー・ケイト・マクゴーワン(Mary Kate McGowan)
プリンストン大学でPh.Dを取得。ウェルズリー大学哲学教授。形而上学、言語哲学、法哲学。著書に、Speech and Harm: Controversies Over Free Speech (co-edit with Ishani Maitra, Oxford University Press, 2009), On Silencing: What It Is and Why It Matters (Oxford University Press, 2026)、「発話行為を越えて──ヘイトスピーチと規範制定の遍在について」(本多康作・八重樫徹・谷岡知美編著『ヘイトスピーチの何が問題なのか──言語哲学と法哲学の観点から』、法政大学出版局、2024年)、ほか。
池田 喬(イケダ タカシ)
池田 喬(イケダ タカシ)
1977年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。明治大学文学部教授。現象学(特にハイデガーの哲学)、現代倫理学(特に差別論)。著書に、『ハイデガーと現代現象学──トピックで読む『存在と時間』』(勁草書房、2024年)、『差別の哲学入門』(共著、アルパカ、2021年)、D. ヘルマン『差別はいつ悪質になるのか』(共訳、法政大学出版局、2018年)、ほか。
堀田 義太郎(ホッタ ヨシタロウ)
堀田 義太郎(ホッタ ヨシタロウ)
1974年生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修了。博士(医学)。東京理科大学教養教育研究院教授。哲学・倫理学(主に差別論、生命倫理学)。著書に、『差別の哲学入門』(共著、アルパカ、2021年)、「マイノリティに対する犯罪レイシャル・プロファイリングの不当性」(『レイシャル・プロファイリング──警察による人種差別を問う』共著、大月書店、2023年)、D. ヘルマン『差別はいつ悪質になるのか』(共訳、法政大学出版局、2018年)、ほか。
八重樫 徹(ヤエガシ トオル)
八重樫 徹(ヤエガシ トオル)
1982年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。宮崎公立大学人文学部准教授。哲学、倫理学。著書に、『フッサールにおける価値と実践──善さはいかにして構成されるのか』(水声社、2017年)、『ヘイトスピーチの何が問題なのか──言語哲学と法哲学の観点から』(共編著、法政大学出版局、2024年)、ほか。
序論
概要と要点
領域(The terrain)
章ごとの要約
第一章 予備的考察
1-1 序
1-2 言語使用
1-3 発話行為(speech act)
1-4 適切性条件
1-5 行使型
1-6 制定することについて
1-7 害を構成することについて
1-8 社会規範について
1-9 結論
第二章 会話的行使型
2-1 序
2-2 会話的行使型──スコアキーピング説による提示
2-3 現象が一般化される一つの仕方
2-4 共通基盤
2-5 なぜスコアの方を好むのか
2-6 発話の複数の機能
2-7 タイミング、阻止すること、認容
2-8 結論
第三章 標準的行使型と会話的行使型の違い
3-1 序
3-2 伝達意図と情報意図のグラデーションについて
3-3 意図の役割について
3-4 話し手の権威の役割について
3-5 会話的行使型の成功条件
3-6 許容可能性に関するどのような事実が制定されるのか
3-7 結論
第四章 一般的現象──非顕在的行使型
4-1 規範について
4-2 どのように一般化されるのか
4-3 発語内行為と並行的行為について
4-4 結論
第五章 スピーチと抑圧
5-1 序
5-2 抑圧について
5-3 抑圧的なスピーチの二つのメカニズム
5-4 ありうる反論
5-5 抑圧的なスピーチは蔓延している
5-6 結論
第六章 ポルノグラフィについて──従属化と沈黙化
6-1 序
6-2 ポルノグラフィについて
6-3 マッキノンの主張
6-4 ラングトンの分析
6-5 代替仮説──規範に統制されたムーブ
6-6 沈黙化
6-7 結論
第七章 人種、スピーチ、表現の自由に関する法(フリー・スピーチ・ロー)
7-1 表現の自由の哲学的基礎
7-2 二つの論証戦略
7-3 差別について
7-4 同等性論証
7-5 本章の議論の位置づけ
7-6 結論
結論
他の場面への応用
積極的な可能性
原注
訳者あとがき
文献
索引




